サロンホワイトニングを検討する上で、最も気になるのが、その「効果」でしょう。どのくらいの白さが、期待できるのでしょうか。その答えは、あなたの「歯の黄ばみの原因」によって、大きく異なります。まず、サロンホワイトニングで、高い効果が期待できるのは、「生活習慣による、外因性の着色汚れ(ステイン)が、黄ばみの主な原因である人」です。例えば、コーヒーや紅茶、赤ワインを日常的に飲む習慣がある方、あるいは、喫煙者の方で、歯の表面に、茶色いやヤニ汚れが、目立っている場合です。サロンホワイトニングは、これらの表面的なステインを、効果的に除去するため、施術後には、歯が、ワントーンから数トーン、明るくなったように感じられ、ツルツルとした、光沢感を、実感できるでしょう。しかし、それは、あくまで、汚れていた服を、洗濯して、元の色に戻した、という状態です。一方、サロンホワイトニングの効果が、ほとんど期待できないのが、「歯の内側(象牙質)の色が、元々、黄色い人」です。歯の色は、肌の色と同じように、遺伝的な要因で、個人差が大きく、生まれつき、象牙質の色が、黄色みが強い人もいます。この、歯そのものの色を、サロンホワイトニングで、白くすることは、できません。また、加齢によって、エナメル質が薄くなり、内側の象牙質の色が、透けて見えるようになった、加齢性の黄ばみに対しても、その効果は限定的です。さらに、幼少期に、テトラサイクリン系の抗生物質を服用したことが原因の「テトラサイクリン歯」や、歯の神経が死んでしまった「失活歯」の黒ずみといった、特殊な変色歯に対しては、全く効果がありません。サロンホワイトニングの「効果の限界」は、「あなた自身の、本来の歯の色以上に、白くなることはない」という一点に尽きます。芸能人のような、真っ白な歯を、イメージしていると、その結果に、がっかりしてしまう可能性があることを、理解しておく必要があります。